「そうだとしたら、それが本当の正義の味方だ」
「は?」
「おまえ、まさか、妙な機関に侵入はしていないよな」
 唐突に訊かれたゆう子が、目を丸めた。
「例えば?」
「旧ソ連の極秘研究施設、核を廃棄した国の軍事施設、エリア51」