友哉は利恵の手を握って、人気のない暗がりに歩いていく。
「緑がなくて赤?」
「爆発の前に緑色と赤色と交互に光ってた」
「そうか。このリングが赤く光ったら、近くにいる人か俺の命が危険なんだ。ただし、こんなにうっすらと光るのは初めてだ。本当だったら、目が潰れるくらいに光って、その光は俺とゆう子、そして今はおまえにしか見えない」