「な、なにすんの!」
 さすがに大きな声を出す利恵。
「これは偽物だ。どこですり替えられたんだ。カメラ機能付きだぞ」
 友哉が壊れた腕時計の破片の中から小さなカメラのレンズを拾った。ほんの数ミリの丸いレンズだ
「銀行に行ったら、小早川さんが残業していてdots、ああ、彼女、美人だな。彼女が、利恵は一人で銀座の寿司屋に行ったって言うから、歩いていたら、俺のリングが赤く光った。そこが超高級寿司屋だったから、あ、利恵はここだなって」