ゆう子は動悸がしてきていて、ポケットからソラナックスという頓服薬をこっそりと飲んだ。パニック障害に訊く薬だった。
「あの女子高生は私に体を擦りつけてきた。だから、私は興奮して触った。お互い様だ。復讐なんかしないよ。法的には私が悪い。彼女は未成年なのだから」
「それこそ、偽善ですよね。少年法で守られた大人の体をしたクソガキはこらしめないとだめだよ」