声を落として呟いた。
「だから、もう恋愛はしないそうよ。あんまり干渉しないようにしているけど、お遊び程度なら付き合うって言ってたから、心配なんだけど、男遊びを注意できる女じゃないからね」
「さらっとカミングアウトしていく女だな」
 友哉がそう言うと、思わず、左手を口にあてて、「あ」と言った。
「まあいいさ。こんなに体が敏感な女、遊んでこなかったとは言わせないよ」