「分からなかった。だから」
 友哉がポケットから、ボールペン、ネックレス、イヤリングdots次々と出してきて、ほとんどが利恵が愛用しているブランドと同じ品だった。カウンターのテーブルの上に裸で並べられる女性物の品々。バーテンダーも目を丸めていた。
「んー、面白すぎる」
 利恵は半ば呆れた口調だった。