「わたしの心配だけをしてて」
 友哉は少し微笑んで、
「あの女子高生のような女は聖地に連れて行くのがベスト。だけどそれは俺の仕事じゃない」
と息を吐き出しながら言った。
「友哉さん、正義ってなに?」
「目の前の人を無意識に助ける行動だ。桜井が、晴香を助けたように」
「ここにあの女子高生が現われて、公園にいる男のひとを誘惑したらこらしめてくれる?」