友哉は苦笑いをして、
「こんないい女が傍にいて、恋人にもできない、結婚もできないって不思議だな」
と言った。はっきりと言われたが、確かに、友哉と自分がデートをしている様子を想像すらできない。今、この時間も、間違いを犯した生徒の自分を先生が追いかけてきただけに思える。
「うん、わたし、おバカな愛人だよね」
「俺との関係はセックスが仕事なんだから、たまには俺よりも早く起きてくれよ」