「そうか。これでも来るか」
 友哉が突然立ち上がり、日本刀を下から振り抜くような動きで右手を斜めに突きあげた。すると、倉持のネクタイが空中に舞い、真っ二つに切れて、噴水の前に落ちた。
 倉持が腰を抜かして、座り込んだ。
「常に受け身の人を怒らせちゃった」
 ゆう子が苦笑いをした。
「逆に脅迫しよう。次は首が飛ぶ。利恵と席が近いらしいが、肩に触ったら俺は本気になるぞ」