避妊の説明で、友哉はその話をトキが消えた後、スマートフォンで受け取った。いま思えば、彼の声はリングから脳内に直接入っていたのかもしれなかった。
「友哉様は私がさっき交渉した秘書になる女性と同じホテルなどに泊まることがあると思うので、そのリングを使った避妊のやり方をお教えします」
 脳内にある女性ホルモンを分泌させる下垂体を停止させるよう緑色の光がレセプターを探すというものだった。友哉がスマートフォンの画面を見ると、脳内の画像が出てきた。