「上手いからやってるんじゃないかな」
「早く解約してくださいね。気になるから」
「プロの女に対抗してどうするんだ」
「松本涼子の写真集を捨てて、わたしの写真集を買って。昔に一冊だけ出してある」
 そんなことまで知ってるのか。友哉は呆然としていたが、ゆう子の妖艶でいて、どこか少女のような邪気のない声色は、俗っぽい話も浄化してしまうようで、興奮と感動はいっこうに収まらない。