「本気出せよ。ゆう子ちゃんに対して本気出せよ」
 タメ口で怒りまくる。シャワーを覗かないとか、アイドルの写真集を捨てろとか、もはや女のヒステリーだと友哉は失笑していた。もちろん、病的ではなく、「我儘」の範疇だ。
「かわいいな。君はその喋り方が似合ってるような気がする」