彼女は、少しずつ、友哉の下半身に顔を寄せていて、すでに口を小さく開けている。まさか涎が出そうになったのだろうか、一度、唾液を飲み込んでいた。
 飛行機内で妄想したとおり、口元に色香を纏った淫猥な女だった。フェラチオをずっとさせているだけで、数億円の価値があると友哉は思い、ただ、ただ、見惚れていた。
line女はセックスの価値をお金に例えると嫌な顔をするが、軽々しく愛していると言うよりも簡単じゃないぞ。本当にお金を作って渡すのは。