第二話 謎の

 空港に到着後、ワルシャワのホテルにチェックインする。もう夕方だった。
 部屋に入ると友哉はすぐに、「先に転送の練習をさせてくれないか」と、シャワーを浴びに行こうとしたゆう子を制した。女性のシャワーが長いと思うのだ。
 テロが起こるのは明日。時間が足りないような気がして、重要なことを早く勉強したかった。それにもっとも重要なのが、テロリストと戦った後に逃走するための転送と思って、気持ちが焦っていた。