「練習の必要はあんまりない」
 不機嫌な態度で言うゆう子。機内では、「練習しよう」と笑っていたのに、と友哉はため息を吐いた。
「女の気まぐれは二十世紀から許されるようになって、俺もかわいいと思うだけだが、君のバスタイムは何分くらいだ」
「一時間以上」
「ほらね」
「わかりました。さらに言うと、あなたが冷たければ二時間以上」