「セックスが終わった後に、しばらく寝ないで見ている」
「そんなの当たり前。酔ってセックスしたら、急に水を飲むために起きる女の子もいる」
「当たり前じゃない。まあ、いいか。真面目に言うと、前の彼女たちのプライバシーに関わるから、友哉さんの好みは誤魔化してあるんだと思います」
「なるほどね。トキは君の過去のことは教えてくれなかった」
 そう言うと、ゆう子は無言になってしまう。『過去』には触れず、