line佐々木友哉の女は自分じゃなくても良かったのではないか。
 むしろ、ゆう子が気にしているのはそこだった。
 AZの位置情報を見たゆう子は、古色蒼然としたアパートの一室で、友哉の位置を確認した。
 高級ホテルの一室。
「さっきの女の子とセックスの最中か。宮脇なんとか」
 嫉妬に狂っている自分が手に取るように分かった。