さに劣悪な女。金のためなら平気で男を騙し、ダメ押しをするかのように貶める。例えば芸能人と付き合って、そのセックスを週刊誌に売るような女なら、友哉は裏の世界に売ってもいいと思っていた。実際には売り方が分からないが、嫌いな女はとことん嫌いで、好きな女は世界の果てまで助けに行くほど好きなんだと、友哉は自己分析をしていた。マンションでゆう子にその話をすると、「さすがレベルが高い男は怖いなあ」と笑い、「そういう女と会う機会ももうないですよ。わたしがいるから」と目の奥を光らせて微笑した。