富澤の方に体を向けた桜井の部下を軽くいさめる。
「おまえら動かない方がいい。こいつは本物だ。ワルシャワの奴ならやられるぞ」
「桜井警部補、それは大変な情報です。クスリを売ったマフィアの金が侵入しているかもしれません」
 桜井の部下が手を上げたまま、唸った。
「どうする? おまえたちの合わせて六億円もなし。俺は逃げて捕まらない。CIAが守ってくれている」
lineまた嘘、吐いた。