「動くなって」
 友哉が引き金を引くと、桜井の肩をかすめた赤い閃光が、応接室の観葉植物に命中した。しかし、葉は燃えることも落ちることもなかった。
 PPKから弾丸ではなくレーザー光線のような光が出たのを見た桜井が、
「玩具か」
と言うと、部下の一人が友哉に飛びつこうとした。だがその部下は足を撃たれて床に転がった。床に真っ赤な血が飛び散っていた。
「大輔! おい、おまえら、やめろ!」