ゆう子のマンションにはマスコミが張っていたが、近くのコインパーキングからAZを使って、部屋に入っていて、まだ、人気女優の片想いの彼が作家の佐々木友哉とは知られていない。
 ゆう子の雑なセックスは、彼女がどこか純真に見えるせいか今は新鮮だった。しかし恋の駆け引きを繰り返し、ときおり、支離滅裂な言動を見せるゆう子に、友哉は少しばかり疲れていた。