「酔っぱらってたんじゃ、真面目に聞けないよ。だけど、俺もワルシャワでテロリストに拳銃を突き付けられた時には、似たような感覚になった」
 利恵が友哉の顔を覗きこんだ。
「不甲斐ないなって。こんな悪党に簡単に殺されるのかって。もっと、体を鍛えとけばよかったとか。俺もトキからもらった武器を携帯していたのに、街中の人も救えなかったし、だったらせ