利恵はただの黒いモニターに見える部屋の窓に目を向けて、
「ごめんなさい。わたし、有名だったら世界悪女列伝に加えられそうな女。男がいろんな意味で落ちぶれたら、さっといなくなる。それがわたしの本性かもって、まさに死ぬ前、あの爆発する前に分かった。だからセックスだけでもいいよ。わたしの体のすべてを捧げるから、そのセックスだけで結婚を考えられる?」
と、頭を垂らしながら言った。