不機嫌になった利恵が、友哉の体から離れて、ベッドの端に座った。
「セックスが終わったら、冷めた顔をして生活臭い話ばかりするって言いたいのね。保険や税金、資格、小遣い、とにかくお金の話ばかりだって」
 少し酔いが冷めたのか、口調はしっかりとしていた。