利恵が思わず口に手をあてて、青ざめていたが、友哉はもう目を瞑っていた。友哉の癖のようで、女の話が聞きたくなくなると、目を瞑ってしまうようだ。ロスまでの機内の座席でも、ゆう子とのお喋りに辟易して、目を閉じていた。
lineなんでわたしはお金に気を取られてしまう女なんだろうか。家が貧乏だからか。
 ゆう子さんは一切お金の話はしていないはずだ。お金がある人とは言え、人間性に差があると痛感した。