「お金をもらったことは気にしないでいいよ。俺が独身なのに愛人って言うな。付き合い方で見ると、ゆう子の方が愛人っぽいぞ」とジョークも混ぜながら慰めたが、利恵の涙は止まらなかった。松本涼子の存在に怯えていることを友哉は知らなかった。
「ゆう子さんとのホームパーティー、最高に楽しい。あなたと別れたくない。だけど、わたし、カミングアウトするから今日、別れてもいいよ」