line利恵さんは手作りの品が作れるんだ。趣味なら尊敬する
 趣味ではなく、男性に気にいられたいために練習したなら、わたしとは恋愛の価値観は違う。
 料理ができるのも裁縫が得意なのも男性に気に入られるための付加価値にすぎないじゃないか。「愛してる」と言って、抱きついていればいいんだ。
 ゆう子は利恵の手作りのポーチを見て、そう考えていた。