「ようは、大学の近くのホテルにしようと思っただけだもん。わたしだって、なんか買って帰りたいし」
 ゆう子の言葉に、友哉が溜め息を吐いた。
 大学の近くにカフェがないか探していると、都合よく昼間から営業している小さめのバーが見つかった。カフェと比べて安全性も高い。人が少ない店はテロリストは狙わないのだ。
「この距離なら、ワルシャワの時とあんまり変わらない。大丈夫?」