「沖縄で少し覚えたしね。黒人はいいよ。セックスは。愛の言葉は熱心で、それでいてあれが太くて大きくて。慣れるまでは痛かったけど」
 ゆう子にあからさまにそう言うと、古くなったソファで寝ている夫を軽蔑するように見た。
「あんた、彫が深い美少女でしょ。あっちの血が少しは入ってるよ。お母さんの、お母さんが米兵らやられたからさ。その子供がきっとわたし」
「だからなに?」