涼子でもいいんだよね」
 ゆう子がそう言うと、
「おまえじゃないとだめだと思う」
 友哉が間髪入れずに言った。ゆう子の目が一瞬輝いた。曇っていた空から太陽の光が零れたようだった。
「奥原さん、告白ですよ」
 利恵が微笑んだ。ゆう子は利恵のその余裕が癪に障ったが、素直に喜んで、
「わたしじゃないとだめなんだあ」
と体を揺らしながら微笑んだ。照れすぎて顔が真っ赤である