をあげた。友哉が転送されたのを見たゆう子は震える手でバスローブを取った。それを着終わった時に、指輪を使った通信が友哉から入った。
「すみません。見てなかった」
「いいんだ。バーにはもういない。戻してくれ」
 ゆう子はAZで監視するのを忘れていた。すぐに友哉をホテルの部屋に戻す。リビングで、床を踏みつけたような音がした。
「すごい。これが友哉さんの体の負担になるのね。当たり前か。時空を飛んでるんだから」