「テロリストのような連中が会場に入ってきて、一人ずつを射殺していくとか。そういう事件か」
 友哉が呟いた。
「わかんない。松本涼子やわたしのストーカーみたいな奴かも知れないし。とにかく、そういう事件が起こって、それを阻止するために、友哉さんが今、訓練をしてるのよ」
「訓練? それは聞いてなかったな」
「トキさんがそう言ったわけじゃないよ。あの人、いろいろ隠しているからさ。でも、訓練