「あのね、利恵さん、友哉さんの副作用、半端ないんだよ」
「三百億円なら我慢できなくない?」
 友哉は何も答えない。
「ワルシャワの帰りの飛行機の中で真っ青な顔で何回も吐いて、またテロリストと戦う状況だよ。三百億円も妥当じゃないかな」
「特殊警察の人たちがテロリストと戦ってもそんなにもらえない」
「利恵さんさ、何が言いたいの?」