と言って、またバスルームに向かった。さっき、彼の電話番号を聞いたようでスマホを持っていた。
「なんなの、あの持論。完膚なきまでに論破しようとしてるんだけど、超、ムカつく」
 利恵が床に落ちていたグラスを手に取って、テーブルの上に叩くように置いた。
「わたしの太ももが通用しないとは。利恵さんだったら、大人しくなったかな」
 利恵のワンピースを見て、冗談めかした言葉をつくるゆう子。