専用ラウンジに入って、先に口を開いたのは利恵だった。
「映画もテレビもよく見ています。dotsあのdots衝撃の片想いの彼氏が、友哉さん?」
 ゆう子に聞く。
「そうです」
 またかと思ったが、「衝撃の片想い」は一生言われることになったようで、ゆう子はもう気にしないことにした。
「奥原ゆう子さんが秘書なの? いったいどういうこと」