快感の余韻でベッドから出られなくなったゆう子が、床に落ちている雑誌を見て、途方に暮れたような表情を見せた。友哉は、ゆう子が寝ている間になるべく、部屋の片づけをしていた。綺麗だった部屋が少し散らかった程度のものを掃除するのは苦ではなく、キッチンの洗い物もした。離婚してから少しの間だが、一人暮らしになっていたから、それも苦ではない。高校の頃に、母親が蒸発した後は、自分で家事もしていた。だから、家事が得意な女性を理想としていた部分もあったが、友哉が結婚した女はそれが不得意だった。