重苦しい時間が長く続いた。
 友哉はゆう子を見るのをやめ、深呼吸をしながら寝室の天井に目を向けた。だが、すぐに下を向いた。
lineしまった。見てしまった。
 心臓が不規則に動いた。入院中に、ずっと天井を見ていた地獄を思い出してしまう。すると、ゆう子が恋愛談義の続きを始めて、友哉は助かったと安堵した。