「あんまりいないかも知れないけど、友哉さんって女運悪いよね。奈那子みたいな女のことだけじゃなくてさ。家事もろくにできない女と結婚したり」
 ゆう子がため息をついた。
「家事、君もできなくて、君と結婚する可能性は0ではないと思うよ」
 友哉がそう指摘すると、ゆう子は「別れた嫁をかばった」と、またため息をついた。
マンションの自宅では、ワルシャワで見せた精子を残しておく奇行はやらなかった。あれはたまたまだったんだ、と友哉は思い、忘れることにした。