確かにスカートで胡坐をかいたり、トイレのドアを閉めなかったりするが、男性の前でもやっているのか。利恵はまた珍しいものを見るような目で、じっとゆう子を見ていた。
「だけど、友哉さんはそんなわたしがいないとだめなんだ」
 ゆう子が快活に言うと、
「急に元気になったね。友哉さんよりも、ゆう子さんが躁鬱なんじゃないの?」
と利恵が呆れて苦笑いをした。
「そうかもね。いちいち鋭い女だな」