利恵が驚いて、紅茶のカップを持つ手を震わせていると、席を立って近寄ってきた。
「内面がないって言ったら、怒っていなくなった美人がいたって、彼がとっても後悔していたの。それがあなただって、今、聞いた。あのね、女の内面って恥じらいや優しさでしょ。彼やその前の男たちからお金をもらってセックスしていた女のお願いとしては、やや無謀ね。そんな生活をしながら陰徳を積んでいたからそれを指摘してほしかったとか。まさかね」
 利恵が呆然としていると、