「綺麗な体だって言われてイカせてもらっていて十分じゃないの。彼のセックスは最高よ。今、子供は保育園」
「え、彼の子供ですか」
「違う。主人の。主人は、わたしの内面を見るからつまんない。優しいとか家事が上手だとか話し合いをしようとか、そんな台詞、もっとおばさんになってからでいいの。しかも、わたしの女らしくない素行は知らんぷり。行儀の悪さとか。逆に彼は、おまえのお尻が好きだって言うから、こんなスリムジーンズよ。嬉しい。この歳でこんな真っ青なジーンズが穿けるなんて。これだけで抱けるって。そんなことを四十歳にもなる女に言ってくれる男性いる? わたし、幸せ」