「うん。それ余韻があるならいいな。なんでわたしには使わないのかな。安全みたいなのに」
 絞り出すように言うと、ゆう子が、「どうしたの? なんか嫌な話だった?」と顔を曇らせた。
「ごめんなさい。ちょっとやきもち。平等にしてほしいな。レセプターの刺激以外はなんかある? それだけでは桜井さんを蘇生できないよね」
「うん、二つある。光を使って脳を刺激する未来の技術は麻薬みたいに肝臓が悪くなったりしないと思う。もうひとつはリアルな生薬」
「どういうこと?」