利恵が首を傾げた。「誰でも分からない話だと思う」と、ゆう子は苦笑した。
「簡単な病気はリングの光を使うだけで治せるの。レセプターを刺激してね。でも重い病気やケガは友哉さんの体の中にあるガーナラって生薬のエネルギーみたいなものをリングを通して、相手の体に入れるんだ」
「ワームホールを作るほどの力でしょ。そのガーナラの中にセックスのドラッグみたいなのもあるの?」
「血液中にあるの。毒蛇が自分の毒で死なないのと同じなんじゃないの」