「マンションから出て、車を運転してるんだ。早く終わらせてくれ」
 友哉は淡々と答えるだけだった。ゆう子もつまらなくなって通信を切った。
「一回、ホテルに戻って休むってさ。まだお疲れみたい。晴香ちゃんからのハガキがあったらしいよ」
「ハガキ?」
「成田に迎えにきてって。ロスに行く前に出したみたいね。わたしのマンションにいたから読めなかったんだ」
「そうか。迎えに行ってたら大変だったのかな」