「友哉さんのリングにカメラ機能があって、許可を取れば簡単に友哉さんの周りが見えることに最近気づいた。トイレやお風呂、覗いたらダメって事になっててなんにも見えないと思ってた」
「それ、使いこなせてるの? 天才秘書さん」
 利恵は、はっとした顔をし、
「そういえばロスのホテルの部屋で、わたしの肩に手を置いて、いま、俺が好きかって変なことを訊かれた」
と言った。
「ああ、その時に外したんだね。それでも利恵ちゃんは友哉さんが好きなのか。それは本物だ」