「マジで。そんなバカな…」
 利恵は顔を曇らせるが、それはほんの刹那で、ゆう子が手にしているAZをまた興味深く見ていた。
「すごいな。わたしも欲しい。ある意味、ゆう子さんの玩具じゃない」
「へへへ、けっこう楽しいよ」
 ゆう子が妖艶に笑う。
「だけど、友哉さんにレベル5の人間が近づいたのにわたしが寝ていたら、これ、真っ赤に光って叩き起こされるからね。