「爆笑だね。独裁者になるのがどんなにしんどいか。休暇が欲しいしか言わないあんな虚弱な男の人が、世界征服なんか考えないって。でも、あの銃で原発を吹っ飛ばすことは可能なのよね」
「原発に悪意があると判断したら可能だ。だけど、それによって、怒った市民を制圧するとかさ。反対勢力を処刑していくとかさ。彼はそんなことよりも利恵ちゃんとのドライブが好きだよ」
「うん。ほっとした顔で運転してる。やっと休みだとか言ってる。どれほど疲れてきた人なのかなって」