「ちゃんと読んだの? わたしが友哉さんって冷たい感じで嫌だなーってしつこく念じていたら出てきた。ふふ」
「ゆう子さんに根負けする千年後のAiなんだね」
「うん。わたしの上品なお喋りに勝てる人はいないよ」
「上品って意味、知ってる?」
「見た目だけが上品なあんたに、その言葉そのまま返す。友哉さん、気は強くない。破滅願望があるだけよ。最初、ワルシャワでも怖がっていたよ。それをわたしがちょっとイライラしていたから怒らせたんだ。幻滅したとか期待外れって」