彼氏の悪口なんか半端なく喋ってる。バカとかくそとか。出世しねえとか。なのにその彼氏が目の前にやってきたら、満面のかわいい笑顔になるから、もう女友達が信じられなくなった。で、わたしはその仲間にいたけど、うんざりして外れて、また読書家になって、二年くらいしたところで友哉さんと出会った」
「そうか。利恵ちゃんのその反省期間というか、知識が豊富なところが友哉さんのお気にいりだと思う。またってことは文学少女だったんだ?」