「ずっとのわけない」
 利恵が急に真顔になった。
「悔しいけどdots。あの自信満々な態度、切れる頭、イケメン、細マッチョ、小説家。もし、トキさんからもらった大金がなくてもそれなりにお金持ちだったみたいだし、絶対に女はいた」
「そんなに怒んなくてもdots
 利恵が声を震わせるほど、真剣に言うものだから、ゆう子が思わず、彼女をなだめるようにして手を振った。